守備範囲の広い技術サポートを。
2010年入社 機械工学科卒

産業機械=マザーマシンを製作することに憧れてTOYOに入社。「時差の壁と、ミスコミュニケーションによるサポートの遅延をできる限りなくすこと」を意識して業務に臨む。休日はクライミング(インドア、アウトドア)やロードサイクリングで気分転換。



痒いところに手が届く技術支援


米国代理店MARUKA USA Inc.のロサンゼルス支店に駐在し、サービス部門の技術サポートを主に担当しています。米国人エンジニアから寄せられる成形機に関する修理方法や、取り扱い方法などの照会に対応しています。また、日本に一番近い西海岸に位置するロサンゼルス支店はパーツ管理部門があり、全米各地から送られてきた修理部品、日本から発送されてくる部品類の管理も重要な仕事。普段のサービス訪問も含め、米国のお客さまが快適にTOYO製品を使っていただけるように全力でサポートしています。


感じる仕事観、人生観の違い


米国で勤務して最初に感じたことは、米国人は仕事と私生活を明確に分けている点です。定時を迎えると現地のスタッフは早々と帰宅し、その後の時間を家族や友人と過ごすために使います。私が定時を回ってオフィスにいると「家族のために早く帰ってあげなよ」とよく声をかけられます。日本人によくある“仕事のために生きる”という考え方は現地では当てはまらず、“生活を大切にするために仕事もする”というライフスタイルを貫いており、だからなのか職場では笑顔が絶えません。


新機種はもちろん、旧式も復旧させる


仕事のやりがいを最も感じるのは、不具合の発生した成形機を自分の力で復旧させられたとき。ロス近郊では、現在も20年以上前に製造された機械が数多く活躍しており、使用年数が延びるほど複雑な壊れ方をして、その原因を追究することが難しくなるケースがあります。赴任して間もない頃、30年以上前に製造された成形機の修理を任されたときは、古い資料を繰り返し読み込み、当時設計を担当された大先輩の支援を受けながら、苦労して成し遂げたことが脳裡に焼き付いています。




ますます注目を集めるTOYOブランド。
2008年入社 社会学部卒

趣味は読書、食べ歩き、旅行。「バンコクにはさまざまな国籍の人たちが住んでおり、多彩な国々の料理を味わえるのがいい」。モットーは「とりあえずやってみる」



販売ネットワークづくりに注力


営業としてお客さまや販売代理店を、訪問するところから仕事がスタートします。TOYO製品のPRや機械仕様の打ち合わせ、見積書作成などの事務処理を行い、受注した製品を本社工場へ発注します。数カ月後に発注した機械をお客さまの工場へ搬入手配し、納入後のアフターサービス対応などが基本業務です。また、代理店や現地スタッフの育成により、TOYOの販売ネットワークを強化することも大切な役割です。


日系企業より地元や外資のお客さま


駐在前は、漠然と日系企業の日本人駐在員相手のビジネスが中心だと思っていましたが、ローカル代理店と同行して、タイ企業や外資系企業へ訪問する機会が多い点には驚きました。駐在当初はまったく英語に不慣れで、思いどおりに意思疎通ができず苦労しました。あいさつの場面では、両手を合わせてお辞儀するタイ流のあいさつ作法を尊重するように心がけています。


英語力をブラッシュアップ!


英語がまだまだ拙いので、さらに上達したいです。英語が自由に使いこなせれば、さまざまな国籍の人々とコミュニケーションが取れるようになるので、やはり重要だと実感しています。海外ではスケールの大きな商談とかかわれる頻度が高いので、やりがいはあります。長期で追いかけていた案件が決まったときや、無事にお客さまの工場で製品の立ち上げが完了したときには達成感がこみ上げてきます。